組合林の管理 本文へジャンプ
 年一度、組合員による下草刈及び道路の清掃があります。全体を4班に分けて草刈機や鎌で草を刈る担当、道路の土砂等をスコップなどで清掃する担当に分かれています。出席者は弁当持参です。山というのはその道を登るだけでもかなり足に負担がきます。 午前中の作業中に早く昼食の時間が来ないかと願っているのは私だけでしょうか。 昼食のおにぎりを食べ終わり、道にゴザを敷いて休憩します。ほとんどの人が昼寝をします。皆がウトウトしている間はまったく静かで、話声や街中の物音は全く無く、ただ鳥や虫、そして風の音が聞こえるだけです。 現代という音にどっぷりと浸かっている日常から離れて、 何か不思議な世界にトリップした感じがします。
  「さあ、始めるか」という誰かの声でふと我に帰り、午後の作業にかかります。例年午後3時頃には作業を終了し、事務局の運んでくれた缶ビールとウーロン茶を頂だいし帰路につきます。
  最近は世代交代がみられ、脱退する人も増えてきました。反面、若い世代の参加も増えて、たのもしい限りです。この人たちに自分達の山だから自分達で管理するという意識、この木々が空気を作り自分達の口に入る水道の水源となっているという自覚を育てなければいけないのです。
  この作業に欠席すると7,000円の出不足日当を支払わなければなりません。この出不足日当が組合財源のほとんどで、 これがないと組合は運営できないのが現状です。 やむをえない事情で欠席した方、この7,000円で自分の子や孫のために自然と空気と水を維持していると思えば高いものでは無いと思いますが・・。
  その他、台風の後にはその都度巡回に行き、 被害状態を調べます。 ある程度のことでしたら、役員が作業して修復しますが、 大規模なものには、 町等にお願いし作業をしてもらうか、 資金を援助してもらっています。ここ数年すこしづつクヌギの植栽をはじめましたが、元気に成長していて将来が楽しみです。